「“いい出会い”はあるのに、ずっと結婚できない男性」に共通している特徴

新しい扉

ヤフー引用

婚活がうまくいかない男性に欠けている視点

 婚活をするうえで、絶対に忘れてはいけないのが「自分の市場価値を知る」ということ。ここを見て見ぬふりをしている人はとても多くいます。

 事実を知らないがために、意地悪な女子に思わせぶりな態度をされて、本当の恋だと勘違いしてしまったり、自分に合った市場ではない場所で頑張り続けたり……当然、思ったようにうまくいかずフラストレーションを溜め、自分に自信がなくなってしまいます。

 今回は自分の市場価値を知る重要性と知ってからどのように戦略を立てることが効果的かについてお伝えします。企業のマーケティングでもそうですが、まずはその商品の市場価値を知るために市場を調査していきますよね。

「恋愛市場のピーク」を予想して行動

 私自身、20代の時にはマーケットを意識して恋愛をしていました。20代前半のときにはどんな合コンに行ってもチヤホヤされていました。が、20代後半になると、「合コンに誰かを連れてきて」と頼まれるようになりました。

 私がしていた合コンのお相手男性が若い女性を好きな層だったというのもあると思いますが、私自身、20代後半でこの市場での価値は下がっているんだと強く実感したのです。

 ちょうど同じ時期、26歳で銀座のホステスになった際、生まれて初めての水商売でシャンパンの名前もわからない童顔の私は、その市場ではトップの市場価値でした。

 合コンの市場では価値が下がったけど夜の市場では価値が上がった。この経験から、女性の恋愛市場の価値は28歳がピークだと予想を立て、そのときにいちばん愛してくれる人で手を打とうと決め、今の旦那さんがいます。

「期待通りの相手」と出会えても…

 皆さんも、婚活パーティに行くとわかると思います。婚活パーティではその日の参加者によって、その日の市場ができあがります。

 パーティの参加者の中でいちばん市場価値を高くする。そうするだけでその日のパーティではあなたがすべての女性から求められるようになります。

 もしあなたが平均年収程度の稼ぎの男性だとして、「高年収男性のパーティ」としている会に参加したとしたら、確実にその日、誰ともマッチングすることはないかもしれません。「高年収男性のパーティならいい女性が来るかも」という期待は当たっていたとしても、残念ながら選ばれることはないでしょう。

27歳女性にフラれた42歳男性の婚活

 実際、私がアプリ婚活のコンサルをしていたテツヤさん(仮名・42歳)は自分の婚活市場での市場価値を理解し、活動が変化しました。

 以前、テツヤさんは27歳の女性とお付き合いしていました。しかし、彼女は自分の夢があり、結婚を決断できず破談。

 婚活を始めても若い女性がいいという気持ちは変わらず、婚活は苦戦していました。私の結婚相談所とアプリを併用し、どちらの市場でどのように自分の市場価値が変化するかを体験してもらいました。

どんなに会っても結婚までは進めない

 アプリの市場では20代でもお会いすることはできるのに結婚相談所の市場ではなかなかお会いすることができず、テツヤさんは「やっぱりアプリの市場のほうが、自分が求める人に会えるのかも」と思っていました。

 しかし、どんなに会っても、デートをしても、結婚までは進めないというのを繰り返すばかり。結婚相談所では33歳の女性との交際が進んでいきました。

 2か月経ったとき、今までの活動をまとめた活動データを元に、どんな人から求められ、自分はどんな人を求めているのかを分析した結果をお伝えしました。

結婚相談所の市場は男性というだけでも有利

 テツヤさんにアプローチしている人はアプリも結婚相談所も総じて30代が多かったのです。

 しかし、アプリの市場ではわずかに20代がいて、その数人にテツヤさんは大きく反応をしているだけだったのです。

 さらに、結婚相談所の市場は男性というだけでも有利なので、相手からのアプローチ数はアプリよりも結婚相談所のほうが期待以上の素敵な出会いが作れていました。

自分の市場価値の高いマーケットを見つける

「申し込みをして決まると舞い上がってしまって、まだ20代でもいけると思ってたけど、現実を理解しました。本当に自分が結婚したいなら年齢に固執するのは違うかもしれないと思っていきました」

 そう考えを改めて、33歳の女性に惹かれていったテツヤさんはそのまま成婚。自己理解をしなければずっと青い鳥症候群のように夢を追い続けていたかもしれません。

 自分の市場価値の高いマーケットを見つけることで成果が出るのでぜひお試しください。

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