ヤフー引用
YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしています、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子です。 これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データから、リアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。
女性からなかなか好かれないのには理由がある
今回は無自覚にやってしまいがちな「女性を落とせない男性の言動」についてです。
「自分は大丈夫!」と過信するのではなく「大丈夫かな……?」という確認の気持ちで確認していただければと考えています。
まず大前提としてデートなどがうまくいかなかった場合に、「うまく喋れなかったな……」と反省する必要はありません。
必ずしも男性から喋る必要はまったくない
「うまく喋れないこと」が問題なのではなく、「俺が喋らないと!」と考えていることがマズい。なぜなら男女のコミュニケーションにおいては、「女性に喋らせること」が大事だからです。
なので、デートがうまくいかなかった場合は、少なくとも「あまり喋ってもらえなかったな……」と反省する必要はあります。
上のことを踏まえてここからの解説にお付き合いくださいね。それでは性格がよくて優しいのに、なぜか女性を落とせない男性の特徴を紹介していきます。
特徴①「誘う前触れがなさすぎる」
ホテルや自宅に誘う前触れがなさすぎる男性はデートで失敗しやすいです。女性からすれば「そんな素振り全然なかったのに……怖い」と思われてしまいます。
なので、デート中であれば、「これ以上、飲んだら紳士じゃなくなりそう」と言ってみたり、「今日だけ2時間早く終電なくならないかな~」とジャブを打って反応を見てみたりするのはいかがでしょうか。
普通の会話中で女性が「プラネタリウムが好き」と言ったら、「俺の家、家庭用プラネタリウムあるよ~」などと返します。
伏線をコミュニケーションの中に散りばめる
「いや、プラネタリウムなんてないって!」と感じた人がほとんどだと思いますが、その場合は「そうなの? 今度、俺、家に本格的なプラネタリウム作る予定なんだよね!」などと言えばいいです。
目的は「前触れ」を作ることなので、実際に本格的なプラネタリウムを作るかどうかについては、どちらでも問題ありません。
こういった前触れ、つまり伏線をコミュニケーションの中に散りばめることで、女性に「突然なんなの!?」と思われずに誘いやすくなります。
特徴②「本音で喋らない」
もちろんなんでもかんでも本音で喋るべきというわけではありません。そうではなく、「コミュニケーションにおける建前感が強すぎる人」はモテないという意味ですね。
たとえば、「好きな女性のタイプは?」と聞かれて、優しい人、さっぱりした人、キレイな人などと言うのは本音っぽくありません。たとえ本人としては本音のつもりでも、です。
そして、こういう男性は相手にも「趣味は?」など当たり障りのない質問ばかりしてしまいます。
会話のきっかけとして当たり障りのないことを聞いたほうがいい場合もありますが、女性に「この人、苦しまぎれに雑な質問をしているな……」と思われてしまえばアウトです。
自分自身のことを深堀りしてみる
さて、本音で喋ることができない理由ですが、これは技術的な問題ではなく、そもそも「自分の本音がどのようなものなのか」を理解していないからである場合が多い。自分で理解していないことを、相手にきちんと話せるわけがありませんよね。
なので、まずは自分自身のことを深堀りしてみることをおすすめします。たとえば、「優しい人が好き」なら、どのような優しい人が好きなのかを考えてみます。
ひとつ例を挙げますが、「笑顔が素敵っていうか、作り笑いがヘタな人が好きかな。作り笑いができるって、つまり相手に気をつかえるってことじゃん。で、その作り笑いって、うまいよりヘタなほうがグッとくる」くらいまで言えれば、相手は「本音っぽい」と思ってくれます。
もちろんあえて奇をてらうべきではありませんが、「ちょっとしたクレイジー感」があると、相手に本音として伝わりやすくなります。
特徴③「会話における察しが悪い」
たとえば、女性に「ご飯食べた?」とLINEで聞かれたら正直に答えますか?
「ご飯食べた?」という言葉の真意は、「あなたから食事に誘ってほしい!」なので相手に関心があるなら、たとえもう自分の食事が済んでいても、「まだ食べてないから一緒に食べに行こう!」という返事をするとデートにつながります。
まずは落ち着いて相手の言葉を受け止める
「食べてないよ。どうしよっか?」では女性側に委ねていて無責任な印象。もうお腹いっぱいでも、サラッと「食べてない! 一緒に食べに行こう!」と返すのが正解です。
まずは落ち着いて相手の言葉を受け止めましょう。じっくり考える余裕があるLINEなどでのやり取りの場合はなおさらです。
特徴④「無自覚でマウントを取る」
あからさまに「俺は○○がすごくて~」とマウントを取るとモテないというのは当然ですが、実は無自覚にマウントを取ってしまっている男性が少なくありません。
たとえば、誰かの体験談を聞いたら、「そうなんだ。俺の場合はね~」と自分の話をしてしまうなどです。良かれと思ってのことかもしれませんが、相手からすれば「自分はもっとすごいって言いたいの……?」としかなりかねません。
相手の話を深堀りすることを意識
「マウント取り」は人間の本能でもあるので、抑えるのは難しいですが、それでも理性で意識して抑え込みましょう。
抑え込むコツの一つは、「え、それでそれで?」「え、おもしろ! ○○についてもっと詳しく!」など、相手の話を深堀りすることです。相手に話をさせれば、自分がマウントを取ることはありませんよね。
そもそも実は多くの人が、「本当はうまくいかない『原因』にもっと向き合ったほうがいいよな……」と心の底では感じつつ、目を背けているのではないでしょうか。その状態から脱却しましょう! 応援しています。